賃貸マンション探しで人気の福岡市城南区はどんな街?

福岡市城南区は1982年に西区から分離して誕生した、比較的新しい区です。福岡市のほぼ真ん中に位置し、都心に近く、閑静な住宅街で学校も多いのが特徴です。区内には2つの大学(福岡大学、中村学園大学)があるため、学校周辺が学生街となっており活気のあるエリアです。
また、福岡市道鳥飼梅林線のうち、中村大学前の交差点から七隈駅を結ぶ区間を城南区のシンボルロードとし「城南学園通り」の愛称が付けられています。このエリアでは大学や学生、地域と連携した街づくりを推進しています。このような背景から学生や一人暮らしの若者に人気があり、一人暮らし用の賃貸マンションが探しやすいのが特徴です。

また、かつて城南区は農業地帯であったため、現在でも区内には農業用水を確保するためのため池が点在し、当時の名残を感じさせる風景を見かけます。区の南部には油山が広がり、その中腹には市民の森が整備され、自然と触れ合える憩いの場所として大勢の人が訪れます。油山を源流とする樋井川が、区の南から北へと流れています。
また、西南杜の湖畔公園や西の堤池など、豊かな自然にめぐまれた公園があるのも魅力です。

城南区の面積は、15.99平方キロメートル。福岡市では2番目に狭い区です。総人口数は約13万人で、人口密度は1平方キロメートル当り8,287人と高めです。戦後の高度経済成長期に人口が大幅に増加し、これに伴って農業地帯が住宅や団地へと変貌したために人口密度が高くなりました。
超高齢社会となった我が国の例にもれず、今後は城南区でも急速に高齢化が進むと予想されます。

人口密度が高いにもかかわらず、交通網が整備されていないのが城南区の課題でしたが、2005年に地下鉄七隈線が開通。さらに福岡外環状道路や都市高速5号線といった自動車道も整備され、交通利便性が高まりました。

このように、常に暮らしやすさを追求し、区の発展に取り組んでいる城南区は、大学だけでなく、中学校や小学校も多く、単身世帯の若者はもちろんのこと、子育て世代のファミリー世帯にもおすすめの街です。マンション選びではぜひチェックしてみてください。